うとうと。 （うとうと。）

飲み比べセットのどれも温度めちゃくちゃ低くてあんまり味の違いが分からぬ……時間なくて急いで飲んだのもあるけど

純米酒 うとうと。 島仕込利き酒セット

この蔵のお酒を飲んでみたい思っていたが、利き酒セットしか無かったようで、土産に買ってきてもらった。
1本100mlにしてはかなり強気な価格設定。
とりあえず感想は1本毎に。

こちらは酸はありつつも「びびび」と比べるとまろやかな香り。
口当たりは酸が効いて締まっており、そのままスッと軽めの味わい。
まろやかに旨味と甘さが少し出てきて「ゆらゆら」という感じ。

純米酒 うとうと。

飲み比べセット最後は純米酒のうとうと。です
香りはあまり立ちません
飲み心地としてしっかりとキレがあります
後味に柔らかい米の旨味が漂う印象です
ただ米自体の甘みはあまり感じられません
クリーミーな物を食べた後に飲むと，すっきりとした味わいが輪郭をはっきりさせてきます

ここからは余談ですが…
小豆島は醤油作りも有名で，いくつかの醸造場があります
その中の一つ「ヤマロク醤油」に伺ったのですが，そちらでは木桶作りを復活させるために蔵の方々が自ら学び，自分たちの手で木桶を作っていました
木桶を作る職人自体が全国的にも減り，この文化を繋いでいかないといけないという想いの下，取り組まれているようです

そしてその木桶は，各地の日本酒の蔵にも繋げているとのことで，先日とある蔵の見学をさせていただいた際，小豆島の木桶を用いているという話があり「あの時の！」と思わず大きく反応してしまいました
醤油も日本酒も大事な文化です。古くから伝わる木桶による作り方も未来に繋がってほしいなと願うばかりです
そのためにも我々は美味しくいただく気持ちを持ち続けないとなあと感じる次第でした

MORIKUNI　shimajikomi JUNMAISHU

アルコールの強さと苦味から始まり、後味は穀物感が勝つ
燻したというよりかは煎餅やコーヒーを薄めたような香味
ハチミツの甘さを抑えて少し水で伸ばしたような味わいもある

原料米：香川県産オオセト
精米歩合：60％
度数：17度


森國酒造(香川県小豆郡小豆島町馬木甲1010番地1)
https://www.morikuni.jp/

森國酒造３種飲み比べ

うとうと　純米酒

米旨酸→苦辛

古き良き日本酒って感じ

ふふふ＞ふわふわ＞うとうと

ピリッと辛い。スッキリ。揚げ物とかにあいそう