金雀 純米吟醸 秋上がり
金曜日♪だけど夜は参加できそうにないので昼レビュー。
"オレンジ"と"金"繋がりで大好きな❤️ゴールデンチュンチュン登場っす!
うわー。
ねずちゃんの"七水一目惚れ"と同じく、オイラは"チュンチュンに一目惚れ"。
何でかって?
ねずちゃんとのお約束。
長いよ今日は笑。
3年2組 38番 のうてん きもの
「チュンチュンと僕」
2年前の8月3日、僕はお昼過ぎに遅番で仕事場に行きました。
何だかいつもと違う空気です。
ドタバタしています。
僕はちょっとドキドキしました。
えらい人と目が合って、「これはもしかして危険だと思いました。」
そして僕に近づいて言いました。
「出て来て早々で悪いんだけど、のうてんきもの君、山口まで飛んでくれる?」って。
エッ?
やっぱり危険が当たりました。
どうやら手違いで今日使う物が山口に届いていないから、持って行かなきゃならないと教えてくれました。
詳しいことは後で連絡するから早く行ってねって!とも言われました。
「飛行機はいっぱいだから新幹線でねっ」って。
うわー、とても僕想いで大きな親切だと思いました。(//∇//)
時間は13時40分です。
一生懸命走ってお金が出てくる機械でお金を出して東京駅へピューんと行きました。
スマホで新幹線の時刻調べていたら、「あっ」スマホの電池がないことに気が付きました。
お家を出る時、仕事場で充電しようと…。
10%なのでホームの売店のおばさんに「電池ください」って、電池を買ってチケット売り場へ行きました。
おじさんとおばさんでかなり混んでいます。
大きな掲示板見ると、のぞみ号がいっぱいあるし大丈夫だろうと思いました。
僕は電車が大好き。
新幹線乗るのは久しぶりです!
やっと僕に順番が回って来て、チケット売り場のおじさんに、「岩国まで一番早い進行左の海側、窓際でN700を一枚ください」ってお願いしました。
どうせ行くなら楽しまないといけないと思いました。笑
スーッと走って速いです!
友達のガッちゃんも速いけど、もっと速いです。
お仕事でなければビール呑んでツマミを食べながらなんだけどと寂しくなりました。
さて充電って…...、ケーブルが無いです。
別売りって悲しい文字でシールが貼ってありました。
1000円もしたのに…。
ジャイアンにげんこをもらったのび太君の気持ちが良くわかりました。
そうなんで最低限の連絡だけしてじっと外を眺めていました。
覚えていますか?
線状降水帯で広島、岡山、山口が大雨で大変な被害に遭われた事。
在来線も間引き運転で動いていないのです…。
なんとかようやく岩国駅に着いたのが20時でした。
無事岩国の担当のおじさんに届けたら、ボソッと「僕、もう飛行機も無いし電車もないですよ」って言いました。
広島空港も…?ダメですか。
黙ってうなずく姿にちびまる子ちゃんの「とほほだよー」が頭の中で過りました。
ビジネスホテル抑えておいたので泊まってって、おじさん。
僕はどうもありがとうとおじさんにお礼を言いました。
これからが本番です。
おじさんが「食事まだでしょう、お酒飲めるのでしたら居酒屋ご案内しますよ。
私はまだ仕事なのでご一緒できないですけど」
ウサギさんから聞いたことあるけど、これが"至れり尽くせり"ですね。
教えてもらったのは、おじさんたちが大好きな焼き鳥屋さん。
とりあえず生とお勧めの焼き鳥の盛り合わせを出してくれました。
僕は日本酒が大好きです。
ホワイトボードには地元の獺祭、雁木、金雀と書いてあります。
獺祭はたらふく飲んでいたので、安定の雁木をもらいました。
思った通り美味しいです。
お店のおばさんが「せっかく東京から来たんだから、金雀飲んでいってよ。地元でもなかなか入らないんだから。」って教えてくれました。
いっぱい飲んでいたので、そこまで言うのならばって、しようがなく「金雀ください」ってお願いしました。
瓶には50って文字。
おばさん、溢れんばかりの笑みとなみなみと溢れんばかりのコップ酒。
口からお迎えに行って飲みました。
何ということでしょう。
今までこんな味の大人の飲み物って、あったかと思いました。
急いで冷や奴を頼んで口を直しました。
もう一回飲むと…。
ヘブンです。
たくさん飲んでお金を払って寝床に帰りました。
次の朝仕事なので東京へ帰るため、早朝岩国空港へ行きました。
よくある空港内のお土産売り場。
山口の地酒コーナーがありました。
美味しいお酒がいっぱいありました。
でも金雀の所には売り切れと入荷未定のシールがありました。
僕はすごく悲しくて寂しくなりました。
東京に帰って、僕は一生懸命金雀を売っている酒屋さんを探しました。
電話しても「いつ入るかわからない」と言うお店ばかり…。
そんな中、入ったら何とか取っておいてくれる親切なお店と出会ってから半年、50と再会しました。
口にした瞬間、焼き鳥の味と冷や奴。
勧めてくれたおばさんの笑顔が頭を過りました。
「おんなじ味だ!」
上手には言えないけれど、優しい金雀。
ずっと大事にしていきたい“一目惚れ”のお酒です。
大きくなったら、いろんなたくさんのみんなを乗せて、ガっちゃんみたいな電車の運転手さんになりたいです。
終わり。
さて正気に戻って味わいです。
開栓は至って静かにポン。
良く冷やしたやつ
香りは結構桃!
含んでも桃!
黄桃でなく白桃。
審査員が全員一致で白桃!
白桃からふわっとした甘味のち辛味。
〆りますねー。
熱いの
やっぱ白桃から薄っすらな辛味を感じ、炊き立てのご飯のちどぶろくが鼻から抜ける。
ヤクルトみたいな乳酸味もあるね。
冷まし
バランスよく、白桃と辛味と酸味。
どの温度でも大丈夫だけど、好みは雪冷えかな。
去年の秋チュンは純米で粗さがあったけれど、今年は甘めで熟して纏まりがあるね。
凄いはこの子〜!
春先の“生”に似ている。
だったら生酛かしら。
審査員①のカミさん。
「これはおねいちゃんがイチコロのお酒だね」って!
確かに危ないお酒かも。
アテは寒くなったので豚バラと白菜キノコたっぷり鍋。
暖まったー!(⋈◍>◡<◍)。✧♡
いつも通りスペックはシークレット
アルコール度数 15度
一升3630円
大好きな金雀、今年の秋チュンは星⭐️10あげてもいいくらい。
いやー参りました。(^O^☆♪
特定名称
純米吟醸
酒の種類
一回火入れ
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+2