松の司 純米大吟醸 JAL国際線ビジネスクラス搭載酒
2020.07製造
今週は自宅へは帰宅せずに単身先でのんびり過ごせる夜。特にやることもないので仕事は定時あがりでいつもの酒屋へ。店内に入り冷蔵庫を見てみるとちょっとモダンなラベルが…。そのお酒は「松の司」でした。どこかで見たことあるなと思いきや、JALの国際線ビジネスクラスでしか味わえない松の司です!!今しか飲めない超限定なので即買いです。
妻は飛行機が大好きです。航空自衛隊の各地方基地が毎年開催する航空祭には九州県内は全て参加するほどの熱心ぶり。そんな妻は戦闘機も好きですが民間機も大好き。私も妻と付き合う前はそれなりに航空機は好きだったので、空港に、しかも送迎デッキにただ飛行機を見に行くためだけに週末行くということにはあまり抵抗はなく、私も楽しんでいます。航空機ってキレイですよね。そのキレイって言葉は空気と格闘して、調和して、試行錯誤の末に辿り着いたとんでもない技術と英知の結晶であり、目の前に佇む大小さまざまな航空機の美しさには息を飲む迫力と美しさがありますね。私が特に好きなのは787!たまりません笑。そんな航空つながりで今回の松の司は特に注目の一本だったんです。それがまさか出会えるとは!!
この松の司、国際線搭載酒とだけあって、狙いは外国の方にも飲みやすいお酒を目指して醸したそうです。本来は国際線のみでしか飲めないものですが、コロナの影響でJALの国際線が96%減便になったことが原因となり、JAL承諾のもとに発売になったという経緯だそうです。
地上に舞い降りた松の司、今宵しか出会えないことに感謝しつついただきます。立香は強くなく、少し吟醸香がする程度。含みます…フワーーーンと甘味が口いっぱいにやさしく広がります。その下に少しの酸味。甘味酸味ともに雑味がなくホントにクリアかつ滑らかでクセがまるでない。しかし、喉を通した後はクッキリとした苦味がグッときます。しかし長くはとどまらずにやがて苦味は引き波のようにササーッと引きやさしくいなくなりました…。
これは飲む人でレビュー分かれますね。良く言えばすごくキレイで終始雑味無く飲みやすい。悪く言えば特徴がない、キレイすぎる。
外国の方々を目標としてるんでそこは仕方ないですね。でも、私がアメリカ人として、この松の司を飲んだとしたら!?
「wow!! delicious!!」
だと思います笑。この味わいこそ日本酒ってスゴくおいしいんだ!日本酒って素晴らしい!!と、思っていただける酒だと思いました。もしかしたらコレを口にする外国の方は日本を訪れるのは最後かもしれない…でもこの松の司を飲むことでホントに日本は素晴らしいかった…と思えるかもしれません。そこには私たちのキレイすぎるやら、特徴がないとかの感想なんて無意味なんですよね。飲む本人がうまいと思えて、日本酒って美味しい!日本は素晴らしいって思ってもらえることが大事なんだと思います。レビューを書いてるウチに外国人の気持ちになっちゃいました笑笑
今しか飲めない松の司のJAL国際線バージョン。みなさんも酒屋さんで見つけたらぜひぜひお手にとっていただき飲んでみてください。酒蔵、JALの応援にもなり、蔵が見据える想いも感じることができる素晴らしい一本があなたを待っています。
特定名称
純米大吟醸
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通