新潟県の美味しいお酒です。
こちらはアル添の原酒でアルコール度数が20度ありますがあまりアルコール度数の高さは感じないです。
香りは控えめですが甘いメロンのような香り、口に含むとガス感と甘味を特に感じますが、飲むときりっと辛口で、甘い香りの余韻を残しつつふんわり消えていきます。
綿飴のような感じという表現をする人がいますが、これってもしかしてそれかもと思いました。
口に入れてから喉を通過するまで物語性があって楽しいです。
酒は造り手の心を映す鏡という言葉の意味を考えさせられました。
フルボディとまではいきませんが、揚げ物や味の濃いものに合わせても負けないくらいしっかりした味わいなので、牛すじのどて煮を作って合わせてみたところばっちりでした。
冷やで飲むとアルコール度数は気になりませんでしたが、熱めの燗をつけるとむせました。
急に牙を剥いてきて笑ってしまいました。
少しずつ温度が下がってくるとまた飲みやすくなっていきました。
ぬる燗くらいの温度帯が一番広がりがあってアルコール感も気にならず美味しく飲めそうです。
色々と遊べる楽しいお酒でよかったです。
お酒好きの人におすすめしたいです。
特定名称
本醸造
原料米
五百万石 雪の精
酒の種類
生酒 原酒
テイスト
ボディ:重い+1 甘辛:普通