1862年創業の一ノ蔵がもつ金龍蔵で醸される銘柄「金龍」。「金龍」は、良質な米が採れる土地として残る「金田」の地名と、水の神として知られる「龍」から名づけられた。1973年に宮城県内の酒蔵4社、浅見商店、勝来酒造、櫻井酒造店、松本酒造店がひとつになった一ノ蔵は、最新機器を積極的に導入しながら、手づくりの仕込みによる高品質の酒造りの伝統を守り続けている。平成3年から一ノ蔵の第二蔵として操業した金龍蔵は、今もなお蔵人が冬の期間中に泊まり込みで、気候をいかした小仕込み、寒造りを行い高級酒を中心に醸す。栗駒山を水源とする迫川の伏流水と宮城県産の酒米を中心に、南部杜氏の伝統技で仕込む。「金龍 木桶仕込み 特別純米生酒」は金龍蔵の木桶で仕込まれ、木桶ならではの深みのある味わいが特徴の日本酒だ。