溪 （けい）

とても美味しい鳥料理屋さんの大将オススメのお酒
料理にとても良く合います。ずっとこのお酒で良い感じ。

純米吟醸　冷降し　秋の渓流。

2015酒造年度なんで五夏越えのひやおろしですね^^; 上立ちにマスカットと梨。しっかり酸があるけど酸っぱくはないです。いかにも長い低温熟成を経た王祿という感じで、半分円やかなんだけど半分尖ってるというか…爽快にして滑らか。ボトルとネーミングに見事に引っ張られて、脳内に清らかな渓流のイメージが…^^; この感じはなかなか他には無いかも知れないです^ ^

2日目。
ほんの少しだけセメの存在を感じます。キツいのではなくて、メンソール的な感じ^ ^ それが上手く作用しているのか、とても透明感のある印象。酸も穏やかで、少しの瀞みに綺麗だけど軽くコクを感じる旨味。ちょっと大袈裟に言うと、美学を感じる味わいです^ ^ 蔵で5年近く掛けて熟成させるんだから、もっとぽってり旨味を乗せたりコクとか芳ばしさとかって…そういう欲張った感じのないお酒。王祿の目指す熟成は決して瑞々しさを失わないというか、そもそも丈径さんは4、5年やそこら寝かした酒を特に熟成酒とは考えてないのかもしれません。絞った酒のごく一部は新酒として出すものの、基本的には氷温以下で管理を続け、丈径さんの判断する頃合いになってから市場に出す。結果的にその頃合いが3年後だったり5年後だったりするだけ。みたいな感覚なんじゃないかと。勝手な妄想に過ぎませんが^^; 王祿は意宇でちょっと外してたんで、このお酒を山中さんで見つけた時もちょっと躊躇したんですが、買って正解w 王祿ならではの熟成に大満足です^ ^

ちょっとのガス感？
王祿シリーズにしては、香りの華やかさや甘さの余韻が少なく、すぐに辛みがくる。
キレが良すぎるのか、甘みやコクが弱い気が。。。
我が家の保管が悪かった？
さっぱりした食中酒な感じ。
口当たりは瑞々しく柔らかいけど、５年寝かせても辛いか。
開栓して丸くなることを期待。

頒布会、王禄らしさ全開です。旨い❗
サイダーのような甘味に酸味、苦味ジュワっと感、甘味を残したまま、少しの辛味で綺麗に切れます。
控えめに言っても素晴らしいです。
お燗にしても、ほっこりバカ旨。
いやはや、こういう酒を頒布会に入れてくれる鈴木さん、ありがとうございます！
あと、内側ラベルのヤマメは釣り好きには嬉しいかぎりです。

ラベルの裏に、ヤマメが。
甘い立ち香。
強発砲シュワシュワ。とろっと澱が絡んで、
仄かな旨味、渓流を思わせる爽やかな酸味。
強い苦味が続いて、辛口濁り酒。

純米吟醸 本生 仕込25号 R2.4製造
2014BYの熟成感ある香り 低温保管で甘だれせず飲みやすい もう少し若い方が好み

王祿酒造 2017年特別出荷 渓 純米吟醸 生原酒 H22BY
なんと今回は10年寝かせた渓の超長期熟成古酒です！
開栓するとふわりと王祿特有の香りとなんとも形容しがたい甘く甘美さを予感させる良い香りが立ちこめます。
グラスに注いだ時の色合いは封印酒より若干薄い黄金色。
口に含むと間違いなく渓ではありますが、熟成古酒特有のカラメルのような甘みとまろやかなビターさも口内に広がります。
軽やかで奥行きのある旨味だけが凝縮されたような味わいです。
後に残るのは心地良い余韻だけ…。
渓ならでは爽快かつ快活さも感じつつも、熟成古酒特有の深い味わいも楽しめます。
王祿酒造の長期熟成古酒は通常品と同様にそれぞれに個性があり、どれも甲乙つけがたい至高の酒となってます。
今回の渓も唯一無二の高貴な味わい、至高の酒でした。
一度呑んでしまったら忘れられることが出来ないでしょう。

王祿の純米吟醸にごり、渓です。
王祿にしては辛さ緩め、甘くはないんですが、
王祿らしさがもう少しあれば良かったんですがね。

王禄酒造の溪

お店でいただきました。

お刺身と相性良好。

王禄酒造の渓購入できました。普段あまりおじゃまできない酒屋さんなので行くとついつい王禄購入してまいます。渓、美味しいです。