Limited Edition of 2020 純米大吟醸。
ヤバい!旨い!なんだこの綺麗な甘味!強いて言うならメロン系の甘さなんですが、その甘さを纏った旨味の質感が何とも良くってヤラレます。具体的に表現できないのがもどかしいけど、とにかく上質な旨味。誤解を恐れずに言うならば、純吟クラスの十四代に総じて感じるあの旨味に近いと思います。それがいい具合に広がりを見せたあとスーッと引いていき、最後にキュッと穀物由来の良い苦味。一瞬の苦味がアクセントになってるけど、決して引っ張らないから邪魔にはなりません。甘くて旨くて、どこか辛くてキュッと苦くて、その流れがシームレスで惚れます^ ^
2日目。
コレ4号瓶しかなかったんですよねー。もう少し時間を置こうと思いつつ、つい我慢出来ずに今日も一杯だけ^^; ボリューム感とキレ感が見事に両立。口に含んでから消えていくまでの味わいカーブが本当に綺麗です。
5日目。
酸味が強くなったかなー。より果実っぽい旨味に変化して来ましたね。とはいえ旨いです。ジューシーなので、むしろこの方が好きな人も多いのかな?いずれにしても、これだけの味わいを五百万石で醸していることが驚きです。そこは花泉酒造さんが拘ってきた餅米四段仕込の成せる業なんでしょうね。ずいぶん前に飲んで以来、甘過ぎるイメージがあって何となく遠ざかっていたロ万ですが、この数年を無駄にしてしまったかもしれません。今年は自分に合いそうなロ万シリーズを探して更にトライしてみようと思います^ ^