弥右衛門 純米吟醸 けさしぼり
製造年月 ?
冷:酸辛がチリチリしてガス感を錯覚させ、その後人によってはセメ臭とも感じる米の甘みが揺蕩う。裏には仄かな苦味。そうして最後に舌の奥に辛味が残る。量は飲めない気がするが、飲み進める手は止まらない。
食事かとあわせると最初の酸辛がレモンのようになる。爽やかではあるが、日本酒ということは忘れさせない。フレッシュな見た目に反して堅実なお酒。
追記:少し経つと爽やかな甘みがゆったりと押し入り、その後一気に辛味が逆流して鼻の上にキレるお酒に。薄口の食事だとクエン酸のような酸辛を、濃い味だと仄かな酸苦を返す。まさにおもしれー女。
ぬる:改造はどうしたらいいですかと聞いたら、火入れみたいに一度温めて少し冷やすのがイイと。スゴい! お粥のような旨味の強いお酒に変貌。そしてピリッと酸がアクセント。★3.8→3.9
池袋東武(B1F)にて2090円。香梅を買いに来たつもりがパケ買い。
追記2:蔵元からは愉快な女性がいらっしゃいました。大吟醸美味しい…しかも安い…! こういうアル添は大歓迎!
特定名称
純米吟醸
酒の種類
無濾過生原酒
テイスト
ボディ:重い+1 甘辛:辛い+1