原田 （はらだ）

原田 純米(はつもみぢ：山口)⁡
山田錦⁡
精米歩合80⁡
アルコール度数16⁡
日本酒度⁡
酸度⁡
アミノ酸度⁡
酵母⁡
⁡
今回は、原田の純米酒なり。⁡
⁡
(以下、開栓直後)⁡
香　：穏★★⭐⭐⭐華⁡
味　：淡★★★⭐⭐濃⁡
甘辛：甘★★★⭐⭐辛⁡
軽重：軽★★⭐⭐⭐重⁡
中間・やや辛口⁡
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口に含んだときの感覚：⁡
甘味★⭐⭐⭐⭐⁡
旨味★⭐⭐⭐⭐⁡
酸味★★★⭐⭐⁡
苦味⭐⭐⭐⭐⭐⁡
渋味★⭐⭐⭐⭐⁡
刺激★⭐⭐⭐⭐⁡
甘味旨味はほんのりと⁡
やや渋な酸味⁡
プチプチ刺激⁡
柑橘系フルーティ⁡
⁡
飲み込んだ後の余韻：⁡
甘味★★⭐⭐⭐⁡
旨味★⭐⭐⭐⭐⁡
酸味★★⭐⭐⭐⁡
苦味★⭐⭐⭐⭐⁡
渋味⭐⭐⭐⭐⭐⁡
刺激⭐⭐⭐⭐⭐⁡
口の前の方は甘さが⁡
奥の方はビター感⁡
⁡
で、結局どうなのよ？⁡
酸味がイイ⁡
酸味しっかりめ⁡
そこに甘旨苦渋が程好く絡む⁡
甘くなく辛すぎずちょうどいい⁡

「積雪」とは恐ろしいもので、仕事前の朝の雪かき、仕事帰りの夜の雪かき、で私の「体力と気力」を見事に削り取ります。

そんな哀しい心を山口県のお酒でリフレッシュします。
黄昏流星群のキャラ似の酒屋さん、ありがとう。
業スーで梅ザーサイを勧めていただいた店員さん、ありがとう。

今宵の地酒は、山口の「原田」です。
銘柄だけのシンプルなラベルが好印象です。個人的に、銘柄がドッシリと座っているこんなラベルが好きです。
それでは、いただきま～す。
甘味・酸味・辛味がドッと押し寄せますが、重さやくどさがなく軽快に味わえます。
呑み始めは甘さと辛さが同等に感じられたため、甘口なのか辛口なのか分からない不思議な味わいだったのですが、呑み進むに従って辛口側に味わいが傾いていきました。
甘味や酸味も寄り添うスッキリとした辛口で大好きな味わいです。
最近、こんな美味しい辛口が増えてきたのか、今まで知らなかっただけなのかは不明ですが、いずれにしても自分好みの美味しい辛口のお酒が増えたことは事実です。

2日目
御多分に漏れず少し重みがでてきましたが、辛口なのでこんな感じかもしれませんね。
美味しい辛口です。

純米酒はこんなものか。

原田　特別純米酒　無濾過生原酒

口に含んだ時からくる酸味の広がり
そして口の中で優しく包んでくれる感じ

この感覚が至福のひとときをもたらしてくれるので、無濾過生原酒はやめられない
二兎の生原酒を飲んだときから、秋山郷の生原酒を口にしたときから、あの、この何とも言えない抱擁感が堪らない

スペック
原料米：山田錦
精米歩合：60％
度数：17度

㍿はつもみじ(山口県周南市飯島町1-40)
http://www.hatsumomidi.co.jp/ja/about.html

原田　西都の雫　特別純米酒　無濾過生原酒

ほんのりとした酸味が漂い、ただ少しパンチにかける無濾過生原酒
全量純米酒を生産
移ろいゆく自然を日本の酒で届ける
スペック
原料米：西都の雫79%, 山田錦21%
精米歩合：60％
度数：17度

㍿はつもみぢ(山口県周南市飯島町1-40)JR徳山駅
http://www.hatsumomidi.co.jp/ja/about.html

末摘花 酒母絞り酒 清酒
万葉集にも登場する「末摘花」は日本の赤である紅の雅名。
フレッシュな甘酸っぱさが香る微発泡。
■原料米：山口県産山田錦100%
■精米歩合：60%
■アルコール分：７度

甘うま。りんごのような果実感でアルコール強めのジュースみたい。ただ、飲み進むと甘すぎてくどくなる。。

【原田 純米吟醸】
ウルトラ兄弟な色みにトキメキ買いです。スッキリ爽やか、緑のぶどう的なフルーティーさのあるお味でおいしかったです。

　お酒のフタ、ひねって開けるタイプが多い中、王冠プラス金属のカバーのかかっている４合ビンもある。

この！
王冠が！！

非力な自分では、なかなか開かない時がある。

　この日は「原田」のおりがらみを太ももに挟んで引っ張り、散々苦労して開けて飲み始めた。

　ふと、グラスとラベルが血にまみれてたのに気づいてうろたえる。

　どうも、金属のカバーで親指を切ったところに、手に力を入れたせいで傷口がぱっくり開いたらしい。

　不穏な晩酌のスタートではあったが、あくまで中身のお酒はフレッシュでキュンとくる果実っぽさと爽やかさで、指の痛みを忘れさせる。

　翌日、小瓶に詰めて飲み比べの場に持ち込んだ。

「おいしい」
「昨日、これ開けるのに手を切っちゃって」
「で、どこ切ったの」と心配されて、胸がキュンとする。

　８ヶ月ほど前、似たような引っ掻き傷を作って、心配されたのを思い出す。

　その傷は、歳のせいか治らないまま跡になって右手に残っている。

　なんとなく、つながった証拠のように思えて消えないのもアリかな、なんて思っているけれど。

　今回の「早く飲みたい一心でお酒を開けた時に付いた傷」は、さすがに意地汚い感じがするので早く治ってほしい。

　今日も固い王冠に苦労して開けて、疲れた身体におりがらみの「キュン」が沁みる。そして深みのある旨みがちゃんと後に残る。

　一人で飲んでも、誰かと飲んでもおいしい夏酒。

　原田、最近飲み始めたけどハマりそうです。