山口県北部にある阿武川上流の景勝地・長門峡(ちょうもんきょう)に由来する、岡崎酒造場の代表銘柄「長門峡 」。1924年に創業した岡崎酒造場は、代々引き継がれる大津杜氏の製法で100年以上地元に愛される酒造りを続けてきた。仕込みには軟水である阿武川の伏流水と、「山田錦」や「西都の雫」をはじめとする酒造好適米を使用。冬の寒さをいかした寒造りで丁寧に醸す。2010年からは完全無農薬米「イセヒカリ」を用いた酒造りや、2018年からは消費者とともに田植えや稲刈りをした米をつかった商品の販売などにも注力する。「長門峡 吟醸酒」は、精米歩合50%まで米を磨いたフルーティーな吟醸香が特徴。優しく軽快な口当たりとその奥に米の旨みをしっかりと感じられる1本。冷やして飲むと香りが引き立ち、食事との相性もぴったりだ。