亀齢 純米 クラシック
製造年月 2025年8月
常温:まず匂いが良い。どこかで嗅いだ懐かしい匂い、しかし特定できないまま炊きたて白米の匂いにかき消されてしまった。それくらい弱い匂いだが、飲む人は是非とも嗅いでほしい。口に含めば一瞬オレンジの甘酸、からすぐに力強い辛味が渦を巻いて襲い来る。圧倒的暴力のうちにヒリリと本性を見せる。ただすぐに潮は引き、舌奥に旨味を残しやがて消える。強いがバランスよく跡を汚さない、亀齢らしい良さ。
これでいて他の日本酒を打ち消さないし、秋の味覚ともまぁ合うこと合うこと。食材を味わあせつつも残りやすい後味をあっさりカット、弾むように進む。
ぬる:かなり甘い(糖類の甘味)、と思えば薬のように辛い。が、旨い。舌に深い酸味を残し川のように流れる。食事とも絡み合うように溶ける。
熱:打って変わって大人しくなる。いつまでも飲める。☆4.5→.6
冷:華やかさが出る。それと奥深い酸味。☆→.8
吉祥綱島本店にて1495円。相変わらず価格設定バグってる…。亀齢の違うverあると積んでても思わず買ってしまいます。裏には「肩の力を抜いて楽しんで」と書かれていますが…笑
特定名称
純米
原料米
八反錦 中生新千本
テイスト
ボディ:重い+1 甘辛:辛い+2