ゆきおんなのクチコミ・評価
ゆきおんなの酒蔵情報
名称 | 大嶺酒造 |
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特徴 | 1822(文政5)年に創業された大嶺(おおみね)酒造は、1955(昭和30)年に製造中止され、一度その歴史に幕を引いた。しかし2009年、同蔵のある山口県美祢市出身の秋山剛志氏が、故郷での酒づくりを志したことで再開され(この時はまだ他の蔵で間借りして酒造した)、2018年に新蔵がオープンされた。コンクリート造りの真っ白な外観は、周りを山々に囲まれ、全域が日本ジオパークに認定されているという自然豊かな美祢市において異質でイマドキで、訪れる人の目を驚かせる。内部にはカフェと売店があり、酒造の現場を窓越しに覗ける施設のつくりになっている。 そんな大嶺酒造でつくられている酒も、風変りなもの。新しく立ち上げられた「OHMINE」ブランドは、表に米粒のイラストが描かれるのみ。1粒は純米大吟醸、2粒は純米吟醸、3粒は純米酒をあらわしている。どちらかといえば甘さを基調とし、フルーティなもの、低アルコールのもの、などさまざまな打ち出し方をしている。リリースからまだ間もないがすでに国内だけでなく、海外各国のレストランでも愛されている。型破り…とまでは言わないが、伝統を重んじながらも、固定概念にとらわれずにいようという姿勢が見られる注目の酒蔵だ。(関 友美) |
酒蔵 イラスト |
![]() (山本浩司氏撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | Ohmine (大嶺) 防長圀盛 ゆきおんな |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 山口県美祢市秋芳町別府2585-2 |
地図 |
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