同期の桜 （どうきのさくら）

同期の桜　純米　　
ネットで購入　可もなく不可もなくかな。

年末年始の広島帰省で買ってきていた一本を開けます。

江田島の銘酒、「同期の櫻」です。
江田島といえば、戦前、東京帝國大學(東京大学)以上のエリート学校と言われた海軍兵学校があった土地。

その方達にも愛された「同期の櫻」です。

見てくださいこの独特の見た目。
洋酒のような緑色の四角いボトルに長いキャップ。
シブいラベル。

さて開栓です。

上立香はとてもキレイです。

口に含むとまず柔らかな甘み、味わいに輪郭を与える酸味。
そしてやはりキレイな吟醸香がすごくフルーティーです。

特に吟醸酒とは謳っていない純米酒ですが吟醸酒の味ですね。

パッケージの見た目から何となく古風な味を想像していましたが、しっかりフルーティな味は意外でした。

しかしフルーティなだけでなく、アルコール17%の原酒のその味は厚みがあります。

後味に苦味が追ってきて後を引き締めてくれます。
気がつくともう一杯。

意外なところに美味い酒があるもんです。

精米歩合：60%
日本酒度：+3

牡蠣フェス2023🍶日本酒利き酒祭🍶

同期の桜 純米酒(江田島銘醸：広島)
米不明
精米歩合60
アルコール度数17
日本酒度+3.0
酸度
アミノ酸度
酵母

今回は、江田島銘醸の同期の桜なり。

(以下、開栓直後)
香　：穏★★★⭐⭐華
味　：淡★★⭐⭐⭐濃
甘辛：甘★★★⭐⭐辛
軽重：軽★★⭐⭐⭐重
中間・辛口

口に含んだときの感覚：
甘味★⭐⭐⭐⭐
旨味★★⭐⭐⭐
酸味★★⭐⭐⭐
苦味⭐⭐⭐⭐⭐
渋味⭐⭐⭐⭐⭐
刺激⭐⭐⭐⭐⭐
ほんのりと甘味
旨味はやわらかく
酸味は穏やかに
わりとフルーティ

飲み込んだ後の余韻：
甘味⭐⭐⭐⭐⭐
旨味★⭐⭐⭐⭐
酸味★⭐⭐⭐⭐
苦味★⭐⭐⭐⭐
渋味⭐⭐⭐⭐⭐
刺激⭐⭐⭐⭐⭐
旨味が引いた後に酸味と苦味がくる感じ

で、結局どうなのよ？
綺麗で飲みやすい
アタックはわりと淡く感じる
ほんのりフルーティで雑味感なく綺麗な流れ
原酒だけどそれを感じさせない飲みやすさ

同期の桜 純米原酒

桜も散りすっかり緑の葉が目立つようになったこの頃ですが、まだ満開だった頃に開栓したお酒を。

同期のサクラ？
いえ、同期の桜。
広島は江田島で作られたとされる太平洋戦争中に流行した軍歌。
その名を冠したお酒をいただきました。

角瓶の佇まいと原酒というスペックから、かなりこってりなイメージを抱いていたのですが…

上立ち香は…予想に反してフルーティー！
カプ系の爽やかな香り。
そしてほのかに杉の木の香りも混じってる！

含むと…これまた予想に反してドライ&ビター！
クリアで流麗な飲み口から、適度な旨みと酸、辛口と言うより渋みさえ覚えるジワジワとした苦味。そしてクリアなキレ。
略してさらさらドライフルーティー！
美味でしたー♪

散り行く桜を見る度に、自分の平和ボケ加減と無力さを痛感する日々が続く…こんな時にこのお酒を飲み投稿するのははばかられましたが、他人事ではないんだと言うことを教訓として忘れないために！