福岡県糸島市で醸される日本酒「白糸」。蔵がある糸島地区は山田錦の生産地でもあり、白糸酒造では平成元年から地元でつくられた山田錦などを酒造りに使用。また白糸の滝からの伏流水をつかい、1855年の創業から丁寧に酒造りに向きあってきた。白糸酒造の特徴は、全国でも数えるほどの酒蔵でしか使われていない伝統的な「ハネ木搾り」製法を取り入れていることだ。一本の木と石でてこの原理をつかうことで、醪を酒と酒粕にわける方法だ。これによって一滴一滴絞られたそのままの「白糸原酒」は、アルコール度が約18度と高いが、コクとまろみを感じるお酒。現在の酒造りを担うのは8代目の田中克典氏。データをもとにより品質の高い酒をめざしている。「白糸45 」は45%まで精米した透明感のあるお酒で華やかな香りが特徴だ。白糸シリーズでは、精米歩合のちがうラインナップがあるので、好みの1本を見つけるのもおすすめ。
白糸のクチコミ・評価
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KEN
4.0白糸55純米吟醸 ひやおろし
精米歩合 55%
アルコール分 14度
糸島産 山田錦100%使用
製造者 有限会社白糸酒造
福岡県糸島市本1986
かたやま酒店さんで購入
田中65よりも香りがするような後味スッキリ盃が進みます。はね木搾りで丁寧に造られたと想像します。私の住んでる名古屋の有名酒販店さんが特約店契約に訪れてあっさり断わられたと聞きました。本当に好きで扱いたいのならば、もう一度チャレンジしてみて下さいと顔を見るたび心の中で叫びます。ガンバレ自称一匹狼、ガンバレ多摩市の日本酒地酒の聖地 喜八さんを尊敬する店主!ユースケ・サンタマリア!特定名称 純米吟醸
原料米 山田錦
酒の種類 一回火入れ
テイスト ボディ:普通 甘辛:甘い+1
2022年9月27日
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Kazutoshi Koga
4.0白糸 純米吟醸50
田中六五の蔵のメインブランド「白糸」の低価格帯のお酒が近所に出来たスーパーに色々並んでるんで一つづつ飲んでみることにしたシリーズのおまけ。
白糸のこのデザインのラベルの純吟が別のスーパーにあったんで買ってみた。これ、蔵のHPにも載ってないんだよなぁ。
白糸55にお値段も近いし、辛味苦味からの程よいアルコール感でなかなか良い感じです。食中酒として美味しかったです。
白糸35,45,55,70とかは地場産(糸島産)の山田錦だけど、この50は普通の山田錦なんだろうか…
他のハネ木搾りラベルの米は夢一献らしいけど。
720ml 1,620円(税込)
アルコール分15度
ゆめタウン久留米店にて購入特定名称 純米吟醸
原料米 山田錦
テイスト ボディ:普通 甘辛:辛い+1
2022年3月28日
白糸が購入できる通販
白糸の酒蔵情報
名称 | 白糸酒造 |
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特徴 | 福岡は国内でも早くから稲作が始まった土地で、米作りに適した環境や技術を古くから持つ。とくに福岡市の糸島地区付近は、昼夜の温度差があり稲穂の成長に適しているとして、盛んに栽培されるようになった歴史がある。そこから酒造好適米の王様と言われる「山田錦」の栽培適地の候補に挙がり、やがて全国でも有数の産地に成長した。その糸島地区にある酒蔵である白糸酒造(しらいとしゅぞう)の創業は江戸時代、1855(安政2)年。名勝・白糸の滝から命名された。蔵のあるあたりはかつて天領の地であり、長崎代官所に申し出て酒造りを始めたとされ「はねぎ搾り」という江戸時代には主流であった搾り方を現在も残す全国でも数少ない蔵である。搾りには丸二日かかるとされ、綺麗な酒質にはなるが低効率であり労力が必要となる点から、時代と共に機械での搾りが主流になっていったが、「品質の為にははねぎ搾りが一番良い」という先代からの想いを今でも受け継いでいる。定番銘柄「白糸」は古くから地元地域で愛されている。全国的に知られるのは8代目から新しく誕生した銘柄「田中六十五」だろう。蔵元の名字「田中」だけでなく、まさしく白糸酒造を表現する「田の中にある蔵」で、「糸島産の山田錦のみを用いて、精米歩合65%によって仕上げられた純米酒」という、信念のはっきり伝わる銘柄である。蔵が目指すのはどんな料理にも合う、福岡の定番酒。まるでゼリーのようにつるんと入って、口の中で丸みのある味わいが広がり、喉元を過ぎる時にスッと余韻が広がっていく。その味わいはシンプルながらも糸島への敬愛と感謝が込められている。 |
酒蔵 イラスト |
![]() (蔵元写真撮影+加藤忠一氏描画) |
銘柄 | 白糸 跳木 喜蔵 田中六五 糸島 |
HP | 酒蔵ホームページはこちら |
所在地 | 福岡県糸島市本1986 |
地図 |
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