雑賀 （さいか）

雑賀 ひやおろし
アタックめちゃくちゃスッキリ、じわじわ旨味とコク、アルコール感、という複雑な味わいでした。

辛口だけど、旨味がある

備忘

雄町 純米吟醸 雑賀
雄町100% 55% 16度

珍しい和歌山のお酒。口に含むと生酛っぽい味わい。酸味がかなり強く独特のインプレッション。味わいは濃厚だけど酸味のせいか重くなくて飲みやすい。生酛造りが好きな人や酸味を求める人には好まれそう。

山廃純米 雑賀
ラベルの八咫烏が素朴で可愛いです。
山廃らしく、まろやかな米の旨味と酸のバランスが良く、食中酒向きです。燗上がりします。
冷やでは少し物足りないかも。

香りは強くなく、スッキリしていて、キレがいい。食中酒には良いのでは。

雑賀 純米吟醸 山田錦 4.0　
ワイングラスに注ぐとウイスキーのような洗練された香りがする。アルコール感は全く無く、米の甘み旨味がバランスよく押し寄せて儚く消えていく｡だからなのか余韻は少し物足りない感じがするが、料理と合わせるとビックリするくらい化ける｡お造り、特に寿司との相性はヤバイ！

日本酒飲み比べ。和歌山の雑賀。
キレの良い辛口でスッキリしたバランスの良い飲み心地。

雑賀 純米吟醸 初雑賀。10年以上前に日本酒界を一時離れる前、既に流行りだった気がするけど、その頃飲んだ記憶は無かった。
今流行りの香りを前面に出したり、旨味を押し出したりするタイプとはちょっと違うかな。美味しいは美味しいけど。
香りはそれほど立っている訳では無く、さほどフルーティーさは感じず、蜜っぽい感じもない。これを米っぽさっていうのかな。でもそれだったら農口尚彦研究所の本醸造の方の、甘くなく、肉っていうのか？塩分では？と思うような甘さの無さの方が潔い。味わいはまあ、純吟だったらこんな感じじゃないのかな？というところで、スッと入って来るスムーズさはある、がまあ大きな特徴が無いとも言える。

和歌山県紀の川市 雑賀九重
山廃純米
アルコール分 16度
精米歩合 65％

ぬる燗と上燗で飲んでみました。
スーと入って柔らかいまろやかな感じになりますね。酸味と旨味のバランスがいい酒ですね。