「七本鎗 大吟醸 山田錦 雫取り」
飲んだくれの酒カス野郎の皆様、新年明けましておめでとうございます。
今年もぬる燗的お付き合いの程宜しくお願いいたします。
さて正月と言えば毎年恒例になっているお義兄さんとの飲み会、神さんシリーズ。
今回も大晦日に試飲会と称する飲み会に誘われて、神さんちにGoです。
正月に向けて数種を開栓しておき、「固さ」を取っておくというよく分からない飲み会(笑)。
「福丸くんさ~、最近何飲んでもビビらへんから正月の酒選びめっちゃ悩むねんな~」
と、なぜかニヤニヤ嬉しそうな神さん。
いやいや、毎年エゲつないラインナップにドン引きしてますけどね。
今回も日本酒、シャンパン、ワイン、焼酎を計15本。
誰がそんな飲むねん。
今回は正月酒としては過去最高額を投じたらしいです(笑)。
という訳で、最初の1本は神さんには珍しく滋賀。
七本鎗の大吟雫取りでカンパーイ!
おぉっ!
なんだコノ滋賀らしくない清々しさ!?
他府県の酒かと思うほどスルッスルの淡麗。
しかし後から追っかけてくる仄かなバニラ感とピリッとした切れ味は、今まで飲んだどの酒にも似ていません。
こりゃ湖北の高級寿司屋とかで一杯1800円で出すヤツやな。
ふと神さんを見るとなんだか固まってます。
「福丸くんゴメン、やらかしたわ。」
え?めっちゃエエ酒ですやん?
なんでも酒屋で七本鎗の一番高いヤツて言って出してもらったヤツらしく、神さん的にはめっちゃ香り系を期待してたみたいです。
全然香らんな~、と言いつつすでに次の酒を取りに行った神さん。
ヤバい、もうすでに本気飲みの予感しかない(笑)。
続く。