端っこって、「おいしい」がぎゅっと詰まってる。
のり巻きは端っこを狙うし、カステラの切り落としもいい。
スーパーで見つけた初めての「端っこ」は、「鰹のたたきの端っこ」198円。やだ、買う。
玉ねぎをスライスして、酢水に漬けて辛味を抜いたものに、ミョウガと青じそを刻んで「端っこ」と混ぜる。ポン酢をかけて「鰹の端っこサラダ」のできあがり。
焼き魚と生の中間、焼き魚寄りの濃い味に、しゃりしゃりとした玉ねぎとミョウガが合う。
選ぶお酒は鰹=高知だよね、単純な方程式に従って「美丈夫 CEL-66」の残りを注ぐ。
この間、深夜に「CELー24」のお酒をネットで探してて「へぇーCEL-66なんてあるんだ〜」と感心してたところまで記憶はあるけれど、その後にどうもポチったらしく後日いきなり届けられた代物(今年3回目)。
開栓数日後なので、最初に飲んだ時より膨らみを感じる。酸と甘みがありながら、最後は引き締まった苦みもあって「端っこサラダ」に合わせておいしく飲める。
組織の完全なるはみ出し者である自分は、「端っこ」も料理次第、組む相手次第でいくらでも美味しくなるのに、と思っている。
「美丈夫 CEL-66」、端っこたちを引き立ててくれるいいパートナーでした。
夜中にポチッとした、無意識の自分を褒めてあげたい。
特定名称
純米吟醸
原料米
その他
テイスト
ボディ:軽い+1 甘辛:甘い+1