Ice Breaker （アイスブレーカー）

名前の通り、氷で割っても飲める日本酒。
おススメされた通り氷で割っていただきました。
薄くなるといったようなことはなく、最後まで少しトロリとして、しっかりとした味わい。
本当にウィスキーをロックで飲んでいるようなゆったりとした感じ。
こういうのもアリかな、料理の邪魔をしないので食中酒に◎

暑い夏は、西新宿Draemonセブンで玉川純米吟醸Icebreaker。ワイングラスでスッキリ心地よくひんやり飲みたい。
フルーツトマトと白ぶどうのサラダブラッドオレンジかき氷やフォアグラとトリュフとマッシュルームのピザ、万願寺唐辛子とホロホロ鳥のロティサリー香草マスタードなどなどイタリアンに合わせていただく日本酒も乙ですね。

度数が少し高めでロックで飲むと旨いアイスブレーカーですが、私は燗も楽しみます。加水して燗するとやっぱり玉川って感じになります。

夏酒ももう終わりだなーなんて思っていたら、ペンギンの何とも涼やかなラベルを発見。

しかも『Ice Breaker』だなんて、飲み方が想像できる銘柄。
持って来て頂いた店員さんに、蔵元の話を聞くとイギリス（？）出身の杜氏さんが手がけたお酒だとか。

最初はそのまま。

次にロックでいただきました。

氷がなくても、ゆったり味わえる仕上がりでしたが、ロックにしてからは氷から溶け出す冷水が口当たりを良くし、さらにゆったり味わえそうでした。

京都府丹後地方の蔵元である木下酒造が醸す「Ice Breaker (アイスブレーカー)」です。
ここ最近よく見掛ける「玉川」で知られている蔵ですね。

さて、外観からはすっきりライトタッチを連想しますが、さにあらず。
上立香はほんのり熟成を感じさせ、口に含むと柔らかい酸とほのかな甘み及び熟成感、そしてしっかりとした旨味がやって来てほんのかすかな吟醸香が鼻に抜け切れて行きます。
蔵元推奨のオンザロックで戴きましたが、氷の解け具合による味の変化は大きくなく旨味は最後まで持続する感じです。
テイストは外観とは違ったイメージでがっしりしていて綺麗な味と言う感じではないが、趣向的には悪くないと思います。

あと余談ですが、私自身が感じる木下酒造の酒に共通するフィーリングはそこはかとなく洋酒に通ずるモノがあります。
杜氏のフィリップ・ハーパーさんが英国出身だからかもしれませんね(笑)

今年初のIce Breaker。ロックで飲むこの感じが、涼しさを運んでくれる。焼酎に近い感じも新鮮。

ICE BREAKER 純米吟醸 無濾過生原酒

ロックで頂きました 麹の風味が全面に出てきます
若干の熟成感もあります
氷が溶けるのとともに風味が変わって行くのが楽しいお酒です
香り、甘みが強いわけではないです
麹の旨味、風味が特徴かなと思います
最後はキレます それほど苦味は強くなく、余韻の長さは丁度いいです
この季節の風物詩ですね 美味しいです

刺身も酒も旨かったが、相性はイマイチだった。

Ice Breaker
涼しげなペンギンの絵からさっぱり味かと思ったら、しっかりとした味だった。美味しい。