半年ほど寝かせた特別純米の「萩の鶴」を味わいました。
甘味・酸味・辛味のバランスが整ったように思われました。ただ、醸造米の磨きが甘いためか、微妙な渋みに似た味覚が口に残ります。
辛口とのことで、辛味が徐々に浮いてきますが、想定内で気にならない程度でした。
なぜに純米吟醸でなくて特別純米なのか製造方法を知りたいところですが、この蔵では磨き60%を特別純米、50%を純米吟醸と区分けしてるようですね。
2日目(燗)
燗でいただいてみました。
思いのほかちょっぴりハードな太目になったように思います。好みにもよりますが、私の場合は燗にすると呑みやすくなる場合が多いのですが、このお酒の場合は勝手が違いました。
3日目(冷酒)
辛味が増した味わいとなっていました。
昨日は、燗にしてハードな味わいになるなんて珍しいと思っていたのですが、既に冷酒の状態でハードなお酒に変異していたようです。
開栓後、何日も味わいが変わらないお酒・甘味が増すお酒・バランスが崩れていくお酒とさまざまで勉強になります。
多くの酒蔵は早めに呑み切ってしまうことを進めていますが、わかるような気がします。
しかし、私の場合1日4合はキツイですね。
特定名称
特別純米
原料米
美山錦
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通