刑事長 （でかちょう）

刑事長　純米吟醸　0.72
製造　2025年4月　開栓　6月12日

「やっぱり大吟醸になると部長刑事ですか？」
「さあ？　今のところ有りませんので」

つまらない聞き込みを軽く去なされた
弘前市の松緑(まつみどり)酒造さん。
素敵なお庭を眺める蔵の直売所。
「六根」、地元銘柄「松緑」が並ぶ中、
「刑事」シリーズのラベルは目を引く。

取っ付き、シーンとした中に
何だか温かみを感じるやさしい香り。
人情の機微に触れるかのように
ほんの微かに滲み出す出汁の香り。

ややトローな含み、ほのかにメローンな甘味と
しっかりとした兵庫県産山田錦の旨味、
その甘旨を覆うような苦味が抜群の調和で漂う。

取り調べのカツ丼はドラマ設定らしいが、
机に「刑事長」の一升瓶と湯呑み茶碗二つ。
「‥‥刑事さん、うめーなー」
「あくまで人生はほろ苦い」
語りかけるようなのど越しの苦味が刺さる。
全てを断ち切るようなキレ。

「柔道一直線」の桜木健一主演の
子供向け刑事ドラマ「刑事くん」主題歌。

🎵ほこりまみれの巷の風が
　いつか馴染んでなつかしい

津軽よりも都会を感じたお酒です。

蔵にて　税込2,090円

「おいしく哀愁」
青森・松緑酒造・六根・刑事長(デカチョウ)・純米吟醸・山田錦・精米歩合50%・15度・微炭酸のかけら
▼なんで刑事なの？みたいな話は刑事編参照(笑)。んでもって官僚社会の階級制度の縮図がここにある。普通の純米酒では刑事(デカ)止まり。山田錦の生まれ、純米吟醸の経歴というエリートスペックこそ刑事長(デカチョウ)になれるのだ(笑)
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▽思ったよりも豊かな香り。口に含めばこりゃ、、美味いやつじゃね？ なんと綺麗で繊細な甘酸か。かなり完成度たかしくん
▽そして中盤から立ち上がるもわっと拡がる苦味が印象的。主張し過ぎないが存在感ある後を引く苦味。マイルドな膨らみもあって入口から出口までとてもバランス良く流れて行く
▽ラベル見た目の印象ではおっさんテイストと思わせておいて、その中身は繊細で綺麗な味わい。しかしその綺麗も、悲しげなほろ苦い哀愁を含んだ味わいと言うか、青森だけに連絡船が浮かぶと言うか(笑)、なぜか人情派刑事ドラマのエンディングぽい雰囲気があるのよね

遂に2500レビューまで来てしまいました。
ただ、2500レビューはあくまでも通過点というか
特に意識はしていません。
元々は自分が飲んだお酒の味を思い出す為に
記録するだけの目的でしたがね。

そんな2500レビューにはこのお酒
六根で有名な青森県の松緑酒造
刑事長　純米吟醸
お米は山田錦を使っています。

うゎ〜美味しいなぁ、ラベルとは裏腹に
意外にもフルーティーな甘さを感じる。
気のせいだろうか、やはり六根に近い味。
もう、変態サケタイマーを逮捕してくれー

好評につき？アイコンチェンジ！
性欲を満喫するジェルシア
これ、使った事無いんですよね〜
今度、試してみようかしら(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ