自然醸 清開 純米酒
製造年月 2025年10月
常温:薄い琥珀色からの…あれ、水?と思いきや、すぐに垂れる。半端なく垂れる。強烈といってもいい。その後跳ねるようにキレる。垂れるあたりで若干薬っぽい苦酸、少し遅れて濃厚な米感の旨味と辛味で非常にパワフル。しかし意外にも去り際は潔く、舌喉を痺れさせながらも跡には残らない。
フライでも味噌汁でも野菜でもなんでも合いますヨ。フライには綺麗にキレ流すが、程よく抑えて調和したり、ほうれん草など苦味のあるものには優しい甘味を覗かせたりするクラシカルながら技巧派。
冷:ジンジャーのような苦味、ひりつく辛味、つまりアル感を存分に流し込む。しかしさわりはライトに、すっと流れていき米の甘味が少し舌に残る。これはこれでいいけどやはり常温のが好き。
渡邊佐平商店(蔵元)にて500円(300ml)。四合瓶とは別に昔ながらの看板酒もいただきました。楽(松の司)と間違えて開栓してしまったのですが、いやはや凄い酒を引きました。閉店間際にも関わらず、酒蔵では色々と説明いただいたのですが…このお酒の組成思い出せない…。試飲は見学のみですが話だけでも聞く価値ありです。
特定名称
純米
テイスト
ボディ:重い+2 甘辛:辛い+1