松の司 （まつのつかさ）

今宵は近江の国、勢多の唐橋で一献。地産地消・地酔を実践する 絶好の組み合わせ。淡麗ながらも、芯のある酸味からの引きの良さ。崩れない味わいで、上品な鮒寿司とよく合います。鮒寿司も変わりました。 ふた昔まえは、もっと土着感のある鮒寿司が多かったけどねぇ。

松の司　ブルーラベル　竜王山田錦　山之上
竜王の松瀬酒店で購入しました。
周辺は水田が広がるのどかな風景。
良い所です。
思いのほかキリッとしてます。
後口にメロンの香り。
スッキリ爽やかでこの季節に合います。
二日目は少し甘味が出て、リンゴの香りも。
でも甘すぎず。
美味しゅうございました。

松の司　純米大吟醸　竜王山田錦
　クラシックな印象。米の旨味を軸に甘酸味と苦辛味が引っ張りあっているような味わい。今回は冷やで飲みましたがぬる燗位が丁度良さそうに思いました。

麦飯石でパズルが埋まりました
このラインめちゃ好みです

LITTLE SAKE SQUARE🍶

生酛純米酒
切れ味良好
久しぶりの滋賀の酒
今夜は息子と銀座で一献

松の司　特別純米酒　生　1.8
製造　2022年2月　開栓　3月14日

松の司といえば「楽」です。
通常の純米吟醸よりも手頃な価格で最高の普段飲み酒‥‥だと思う。
つ〜か、近辺の酒屋ではそれしか売ってない。
新酒を一年寝かせて製品化するので、今年はR-2となります。

さて、その「楽」の搾りたて生酒(R-3)を求めて竜王町の松瀬商店へ。
結局、買い求めたのはそのお目当てではなく、
この特別純米の生酒となった次第。
理由は、特別純米酒は滋賀京都の地元特約店のみでの販売であることと、
スペックが「楽」と同等であるにも関わらず「安い」ことです。

純吟と特米の名称の違いはありますが、
共に60%精米、度数、日本酒度、酸度もほぼ同じ。
違いは、竜王山田錦＋純吟は吟吹雪、特米は渡船、
酵母が金沢14号に対して熊本9号となります。
ここはあえて飲み比べとはせず、特別純米酒を楽しむこととしました。

威勢の良い開栓音、続いて滋賀酒らしく穏やかな香りがお出迎え。
少しの甘味を含みながら、喉越しはあくまで柔らかい。
少し遅れてほのかに果汁香が戻ってきます。
何も邪魔しない、通して控え気味ながらしっかりと旨みを感じます。

で、「楽」に対してどうなのよ？
う〜ん、やっぱり飲み比べが必要かな。

特約店にて　税込　2,750円

やさっっしーー
すううっと入っていく
小瓶でこれは本当に嬉しい

これも開けて2、3日後が味わいが纏まってきて旨かったです。去年は開けてすぐに林檎のような甘味を感じて最高でしたが、今年は手間がかかります。

松の司　純米大吟醸　情熱　竜王山田錦

やや古風なコク旨酸系で辛口。米の甘みも感じますが、酸味苦味が先にきます。舌触りは円やかで、味に深みもあります。酸味にジューシー感がないので、あまり好みではないですが、出来栄えとしては美味しいと思います。更に明日の味変にも期待。
720ml 2,750円(税込)。少し高いかなと感じます。リピはなしかなあ。
【追記二日目】昨日より、マイルドに。鶏の唐揚げ、サバの塩焼きと共に。結構合います。
【追記三日目】徐々に甘みが出てきて、美味しくなってきました。風味が東洋美人のASIAN BEAUTYに似てきました。ごちそうさまでした。