鈿女 （うずめ）

まずはネーミング。
「鈿女」とはセンスを感じる。

飲んでみると、柔らかな甘口。
なるほど！
いい感じでした。
美味い。

今夜の一本は、三重県のお酒の中ででIWCのトロフィーを初めて受賞した伊藤酒造さんの細女　特別純米　豊穣の舞です。
受賞したタンクのものがようやく出荷され始めましたので早速購入してみました。
事前に蔵元から今時の軽やかなお酒ではなく、フルボディのしっかりしたお酒ですと説明されていましたが、開栓した瞬間から重厚さを感じさせる芳醇な香りが漂います。
一口含んでみると骨太な米の旨味というかコクを感じます。
そしてヨーグルト系の酸味で味を纏めてる感じがします。
確かにいまどき流行りの味付けではありませんがそこには野暮ったさも雑さもなく、造り手がそうあってほしいと狙った方向に仕上がってるんだなと感じました。
今回はしっかりと冷やして飲みましたが、燗をつけてみると面白い感じになるかもと思いました。
蔵元情報ですが8月5日に三重テラスで即売会をされるそうです。