「會津龍が沢」の醸造元、榮川酒造は明治 2年(1869年)創業。福島県内の多くの消費者に長く愛飲され、県内における日本酒のトップブランドの一つとなっていたが、会津、そして福島の地域活性化に向けた取り組み強化を目的に平成28年に㈱ヨシムラ・フード・ホールディングスの子会社となり、その後、令和3年6月に株式会社リオン・ドールコーポレーションと資本業務提携を行った。新ブランド「會津龍が沢」は、榮川酒造5代目久治氏は昭和の末期、酒造りに適した良水を求め「龍ヶ沢湧水」がある地に蔵を移転。この水はのちに日本名水百選に指定された。榮川の特徴ともいえる、清らかで、柔らか味のある味わいは、名水によるものといえる。この名水を仕込水に会津の米を会津の蔵人で仕込む酒、それが「會津龍が沢」。リンゴのような甘味と酸味を連想させる爽やかな吟醸香。味わいは穏やかな甘味と洗練されたシャープな酸味が心地良く、滑らかな舌触りの後、後味はスッと切れるのが特徴的。