「毒でも薬でも」
北海道・合同酒精・シャトー大雪乃蔵・純米大吟醸・吟風・精米歩合50%・16.5度
▼吟風は北海道の酒造好適米2番打者として出てきて大ヒット、北海道で道産米による酒造りが広がるきっかけとなった品種とされている。味の丸さや柔らかさ、芳醇でコクのあるしっかりとした味わいが特徴なのだそうな
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▽ボトルとラベルが如何にも観光客向けマーケティング感、工業製品感で構えてしまうが、一瞬はフルーティかと思わせるような瞬間もあり(笑) 中身は案外まとも。大吟醸的な(いや大吟醸やて) 飲みやすさもあるので女性陣はウホウホお代わりしてたりもする
▽ただ奥行きが無いというか味の数がいかんせん少なくて薄っぺらい印象。質量が軽いと言うか、吟風とはこんなもんかいと言うか
▽嫌味な減点要素も、積極的な加点要素も、印象はそれほど無し。この子はやはり北海道観光の物語ありきの設定で生きるのだろう。今回は観光要素無しなのでどうにも善悪を判断しかねる感じ
特定名称
純米大吟醸
テイスト
ボディ:軽い+1 甘辛:普通