飛天抄 （ひてんしょう）

2年ぶりに岩手•盛岡へ。今回は紺屋町ではなくて、鉈屋町から菜園界隈を散策。蔵で言えば、移転してしまいましたが、菊の司側ではなく、あさ開側ですね。と言いながらも今回のお目当ては、桜顔。岩手酒造組合に加盟している蔵では、最後の未飲の銘柄でした。街中呑み歩いてみましたが、なかなか出会えず、ようやく盛岡駅の酒店でご対面。有料試飲があったので早速試して見ました。
お、何と香りの良い酒。甘味がジュワッときて、強めの酸味で引いていきます。爽やかというよりは、基本は芳醇かな。
ようやく彼の地も寒くなってきました。神子田の朝市も北国らしさが漂い始めます。

この酒蔵さんはこーゆー傾向の酒を醸す。
あの酒蔵さんはあーゆー傾向の酒を醸す。
その酒蔵さんはそーゆー傾向の酒を醸す。
ありますよね。
うん、ありますね。

桜顔酒造さん、割と薄めなお酒を醸す傾向があると思ってます。
個人的には個性の塊とかパンチとか驚きを重視するんで薄めのお酒はあまりタイプな方ではありません。
ほら、薄めのお酒って薄い中で何かキラリと光る個性を出していくのって難しいじゃないですか？

でも、それはそれ。
外装を見た瞬間にビビッと来ましたよね。
これは1ゲット酒だと。
感想。
・桜顔らしく薄め。
・スッキリ。
・甘口寄り。
・キレイ。
・コスパは悪い。

飲みやすいのは間違いないです。
高精米と言う事もあってか雑味も少なくすんなり入ってきます。
ちょっとお高いんで万人にはオススメ出来ませんが低アルではない薄口寄りの日本酒を好む方にはアリかと思います。
評価は☆3.5のつもりでしたが1日で空いたので☆4.0で！

岩手県盛岡市はイオン盛岡店さんを訪問して購入(720mL税別2,858円)。
定価は税別3,000円です。

#バズり待ち酒シリーズ第49趣
#1 Get No. 19