北の勝 （きたのかつ）

【マスターtanronを迎え撃つ‼】

おばんです～(^^)先日メールにて
Ｔ「出張途中にチョットしたクセ酒仕入れたんで、他のクセ酒と一緒に差し向けます♬」との一報が‼
もう…嬉しくて嬉しくて♬慌てて返信‼
Ａ「有難く頂戴したいと存じます‼」
ところが…間髪入れず
Ｔ「お覚悟は宜しいかな(笑)何しろ、旨い酒を選んだのでは無く、クセ酒を差し向けますから」
Ｔ「アテの方向を少し変えなくてはならないですよ～お手並み拝見…」

出た‼このくだり(笑)　えげつない…あまりにもえげつないぞ～tanron氏(笑)
その後ヒントを引き出そうとメール送るも、カチ無視(笑)

あのね…tanron氏…
こういうのを世間では「口はチョコレート、心は冷蔵庫」と言うんですよ(笑)
平和の祭典の最中に戦いを挑もうとは…
しかも弾着日は酔族館開宴日ときた(笑)

ワタクシ、常日頃は事前にアテとお酒のイメージを図ってるんですが、これが出来ない…
しかも、アテは先週末に海中突撃したものを一週間熟成させている状況にて、まさに背水の陣…

しかしながら、スペースエースに後退は無い‼
前しか見えません(笑)チャンスの神様も前髪しか無い(笑)
取り敢えず私に出来る事は、このアテの数々をピカピカにブラッシュアップする事だけ(笑)
tanron氏よ‼目にもの見せてくれる‼

それではお酒の紹介‼
♯スペック
・酒泉館PB
・本醸造
・アル度：15度以上16度未満
｢木樽に大海を入れ樽香を付けた後に再度瓶詰め｣
まさかここまでのクセ酒とは(笑)そもそも樽の香りって?
嗅いだ事無い(笑)どんな木使ってるのかも謎(笑)
なので、その魅力が分からないという問題が(笑)
ブルースリーの名言｢考えるな!!感じろ!!｣
このフレーズが脳内ぐるぐる（笑）

それでは誉れ高き北海道の食文化酒文化に敬意を表し且つ、連日の熱戦に挑むオリンピック戦士に思いを馳せて
「抜刀なまらけっぱれ♥」

因みになかなかの突果!!大なり小なり含めますが4種合計13匹確保♥酔族館代表の意地(笑)
ただ、今回残された時間は僅かなのにこの物量(笑)
且つお題の｢速さと華麗さが命!!｣
tanron師の術中にハマりそう（笑）
しかし決して手抜きはしない!!
この原動力はオリンピック戦士から賜ってます♥

それでは早速抜栓‼
注ぐと予測に反する透明感にやや色付きあり!!
上立香はおが屑(笑)桐タンスと松ヤニの清涼感(笑)
これが樽香?!
含むと…
水並みのクリア感で軽快な入口!!ゴクリとやるとライチの含み香(^^)15秒で辛口に転じ30秒で抜ける様にキレ!!フワッとライチが後口を過る(^^)雑味酸味は余り感じず!!
曲者って割にはイケる(笑)口当たり良いので夏向きかと(^^)
ただ、課題があって、時間を置いても崩れない香り(笑)
故に飽きる(笑)どうしても食欲が湧きづらい(笑)

例えばコンビニ弁当とかって極めて美味しいでしょ？
でも、毎日食べたら飽きませんか？

対して手作り弁当は美味しさで及ばないにしても(笑)飽きない様な感覚といえば分かり易いでしょうか(笑)
それら踏まえて課題に挑む!!レッツマリアージュ♬

♯お品書き
・マゴチ薄造り、腹部白焼き
・チビ石鯛×6匹薄造り、皮ボイル
・オコゼ×5匹薄造り、唐揚げ、肝、胃、身皮ボイル
・ショウサイ河豚薄造り・唐揚げ
・自作カマボコ(オコゼ石鯛使用)

♯オリンピックアートの部
お魚さんシンクロ団体戦(笑)

♯お酒との相性
□マゴチ×梅肉醤油
☆15秒後コク増し
□マゴチ白焼き×梅肉
☆15秒後コク増し
□チビ石鯛×柑橘塩ワサビ
☆相殺!!25秒後両者居ない!!
□オコゼ薄造り×紅葉おろしポン酢ネギ
☆10秒後辛口に
□オコゼ唐揚げ×紅葉おろしポン酢ネギ
☆相殺!!15秒後両者居ない!!
□ショウサイ河豚×紅葉おろしポン酢ネギ
☆10秒後辛口に
□自作カマボコ
☆相殺!!即居ない(笑)

総じて素材感が引き出る食べ方、旨味の強いアテとの好相性(^^)あとは辛味や生姜とも同調する(^^)

で、課題の飽きはお酒の後のキュウリウォッシュ(笑)
ライチが胡瓜と合わさって、瓜くらいに成る(笑)
これで課題解決に至る(笑)

いやぁ～思い知ったか(笑)豊富な物量のお蔭で何とかなったという(笑)ランチェスター戦略のとおり(^^)
意外だったのは夏向きのテイスト!!感覚的にはもっとボディの太いモノを想像していただけに、非常に良い体験をさせていただきました(^^)
ワタクシの考察ですと、北海道という土地を鑑みますと、醸されたお酒はアテの素材感が生きる造りだと思います!!なので、余計な足し算は不要(笑)
因みに樽に入れなければどんなお酒なんだろ(笑)

♯tanron氏敵ながら天晴‼
♯次週はハナの日、ハヤの日合併号!!
♯曲者はお酒もアテも複数アリ(笑)


劇終～♥

これまでほとんど北海道の日本酒は飲んで来なかったのでほぼ初かな。飲み口がキリッとしていて、お米の風味が、鼻からふわぁーと抜ける感じでした。純米酒の美味しさを感じられる一本です。

ワンカップ 番外編
ワンカップ大関 上撰を買いに行って、つい買ってしまったのがこのカニさん柄のワンカップ
日本では古来より赤と青は対をなすもの！
アカガニさんったら酒呑んで酔〜った♪ アオガニさんったら酔っ払って吐いた♪
唄にもなってるくらい（笑）対で購入！
北の勝 鳳凰
北の勝は下に大海ってのが有るんで、この鳳凰が言ってみれば上撰
アタシも呑むの何年ぶりだろ？ 10年以上呑んでないなぁ
って事で、この機会に呑んでみたら意外！
アルコール感は弱く、酒粕と米の香り
もちろんフルーティーな吟醸香なんてものは無いが
口当たりはソフトで少しオイリー
旨味から苦味へ、後にヒリっとした辛味の感触が残る
食中酒としては、なかなか良い感じ
昔はこんなに旨く無かったケドなぁ
時代は変わって行くものだね！

北の勝　搾りたて
　

昨日の朝、電子レンジが力尽きました。20年間、燗をつける時いつもグルグル回って頑張ってくれました。
新しいレンジは、庫内がフラットで回りません。意味も無く色々な物を「チン」して、家族皆んなで覗き込みながら「オーっ！」と唸ったり、「温めムラがないね」等、各々生意気な事を言っております。お酒という項目があったので、北海道のお酒2種類を燗して頂きます。今までのレンジに感謝です、北海道のお酒ありがとう。

北の勝鳳凰
地元のドラッグストアで発見→即買い
香りは昔ながらのThe•日本酒。とてもスッキリした呑み口ですが、旨味もしっかり感じられスイスイ杯が進みます。

根室出身の方のお店という事で飲みました。ウイスキーを思わす味で美味しいです。とてもいいお店で、こういう出会いもありがたいです。

北の勝 樽酒 大海

9杯目は根室の酒泉舘限定の樽酒です。
一口含んだところ強烈かつ濃厚な杉香が広がり一瞬酔いが覚めました（気のせいかもしれませんが）
これはQujest4-Ohyamaで味わった美味しい・旨いではなくハマる感触。。
杉樽だけではなく杉の葉っぱを漬けてギューッとしぼったような感じ。
思わずくしゃみが出そうになるほどの強杉感。
酒泉館さん曰く「ほどよい杉の香りがついた段階で、再度瓶に詰めなおしました。」とのことです。まじかよ。。
「ほどよい」とはほど遠いと感じましたが結果オーライです。
強杉感と濃密な甘みが口の中にカオスを生みます。やばいです。ハマりました。。

終わりに遠のく　9杯目

鳳凰、芳醇清酒、北の勝（きたのかつ）。
北海道根室市の碓氷勝三郎商店さん。
温泉宿のディナーで頂きました。
ほどよく飲みやすくて食中酒に丁度いい感じでした。
温泉宿価格で３００mlで１０００円くらい。
料理が美味しすぎるけど食べきれないくらいの品数でクチコミ通りのいい旅館でした。
北海道中標津町の養老牛温泉の湯宿だいいち。

備忘録
北の勝 しぼりたて生