猩々 （しょうじょう）

近隣の酒屋で購入（1232円税込）
かなり目を惹くレトロ感を感じるラベル。
この銘柄は1970年代に廃蔵となった銘柄の復刻版だそうで…
その蔵元は、現在、文化財となっています。
で、復刻したのは、日榮、中村屋、加賀太鼓…などを手がける中村酒造。

飲んだ感じだと、「うわぁ〜懐かしい」風味というか、かなり古めかしい味わい。
米の味わいはあるんだけど、甘い…という感じより、「お米」って感じですね。
透き通った淡麗感はありますが、味わいはラベル同様で、かなりレトロな味わいでした。
フルーティーな日本酒が増えている中、方向性の違うこの味は、当たりか？、ハズレか？
まぁ〜酒の良し悪しは、好き嫌いが激しく分かれる世界ですからね…

食中酒として合わせやすく、オールラウンダーで良い。癖なく旨し！

猩々
精米歩合55％
アルコール14度

猩々というと奈良県ですが
石川県のお酒です。

野々市の北国街道沿いにあった酒蔵(重文)に
残っていた酵母を培養、
５０年ぶりに復活を遂げたお酒だそうな。
『北国街道にぎわい創出プロジェクト』の一環。

常温保管していたのでまずはそのまま。
（冷蔵庫が減らねーよー）
ほのかに香るはお米。
舌先に甘さを残してスーッと通り抜ける。
最初は水のようだなーって、
辛い、ケッコー辛い。端麗辛口ってやつね。

冷やすとスッキリ感はあるけど
味が引っ込んだまま通り抜けてく感じ。

そして燗。
ぬる燗くらいだと基本は変わらないです。
上燗になるとホワホワで
苦味が減りますね。でも鼻はツンツン。
燗はチーズが美味しいです。

肴とは無難に合いました。
食べながら無意識にクイクイ。
普段飲みの辛口食中酒ですね。

先般、浜松に立ち寄った際に買ってきた
うなぎのきも煮(画像)
ビジュアルがよろしくございませんで
文字通りのキモッ！ですが、
お味の方はほろ苦でまずまず。
でも串焼きの方が好きだなあ。

久しぶりにマニアックな酒屋さんへ
いつも通りキョロキョロしてると店主さん
「今日、イチノヤっての入ったよ」
へっ！？
オイラのこと憶えてるくださってるんですかい？
一の矢？
んー違う！市野屋だ💡
「金蘭黒部ってお酒がありましたっけ？」
「なんだ、知ってるんだ」
店主さんつまらなそう。
明らかにトーンダウン。
「今日はコレをいただきに」
「ああソレね」
うわっ！店主さんしょっぱくなっちゃった。
次回は知らないふりを決め込もう。

運営さんに登録してもらいました。
奈良県のと紛らわしいですが
レビュー後に銘柄を修正できるのは
敷島の時に実証済み。
悪しからずヨロシクですm(_ _)m

画像枠余ったので3日前に食べたすいとん