禅利 （ぜんり）

京都産の祝を使用しているため、華やかな印象が強いです。
繊細ながらも力強さも兼ね備えている日本酒だと思います。

何タイプかあるという内の、生酒タイプをいただきました。よくある、キレイめなすっきりしたお酒じゃなく、どちらかというとしっかり味を感じられるお酒でした。だから料理にもすごく合いますね。今回は和食でいただきましたが、中華にも合いそう。

箱から感じる高級感。そして、箱を開ける時のワクワク感。呑む前から今までにない日本酒の楽しさがありました。味わいはスッキリとしたのどごしの先にあるお米感がしっかりと感じれます。
刺身などの淡白な料理を引き立ててくれるような味わいに感じました。

日本酒好きを唸らせる逸品！

の、一言でしょうか。

クセ強めなお酒が好きな私は、
正直、高級酒はキレイ過ぎて合わないと思ってましたが（決して強がりではありません笑）、
この『禅利』は、芯のある力強さを感じる味わいでした……！

すっきりして呑みやすい、とは違います。
香り高くはあるけれど、しっかりとした飲みごたえがあり、
キレはあるけど、ほのかに残る余韻までもが心地よい。

色んな日本酒を飲んできた人にこそ、おすすめしたいお酒です。

和食と一緒にいただきました。
禅利は、口に含んだ瞬間から京都の「伏水」の柔らかさが感じられとてもおいしかったです。
これぞ和食との最高のマリアージュ。

お酒友達にスペシャルなお酒を手に入れたと声をかけてもらって、禅利を飲ませてもらってきました。
京都のお米×酵母で醸されているとのことで
はんなりしたお酒なのかな？と思って飲むと全然違う！
香りは華やかだけど、味はすごい重鎮感！笑
まだまだ日本酒ビギナーの私には衝撃的な初めてのお味。
ちょっと良い和食や、洋食にも負けなさそう。
味もお値段もスペシャルなので、特別な気分を味わいたい日や、誰かと一緒に共有して飲みたいお酒だなと思いました。

伝統を受け継ぎながらも、新たな挑戦をし続ける禅利。その両方の良さが詰まった日本酒は、新旧のバランスが素晴らしい。まさに350年の伝統を持つ蔵だけのことはある、って感じた瞬間。

京都と言えば歴史や風情、でもその土地の恵みで造られる禅利は別格。特別な酒米「祝」のふくよかな味わいと京都の水が、驚くほどのハーモニーを奏でている。この組み合わせでしかない味だと思います。

京都の特別な水「伏水」、そして貴重な酒米「祝」。
この至極の組み合わせで生み出される美味しさは、本当に一級品。
飲んでいると、旨味が徐々にと覚悟して、最後はスッキリとした余韻。
日本酒で京都を感じることができる至極の一本です。

この透明感、信じられる？っていうくらい衝撃的。一粒一粒丁寧に作業を行っているというのがよくわかる。人の手がかかっている温もりと緻密な計算、そのバランスが感動的。