千羽鶴 （せんばずる）

久住 千羽鶴 ひやおろし(佐藤酒造：大分)
五百万石、あきげしき
精米歩合65
アルコール度数15
日本酒度±0
酸度1.3
酵母熊本901

お初な千羽鶴。
どんな感じかな。

香 ：穏★★⭐⭐⭐華
味 ：淡★★⭐⭐⭐濃
甘辛：甘★★⭐⭐⭐辛
軽重：軽★★⭐⭐⭐重
香りは、梨・アメ・シロップ・カラメル・玄米。
飲み口は、淡麗めな甘旨口。

口に含んだときの感覚：
甘味★★⭐⭐⭐
旨味★★★⭐⭐
酸味★⭐⭐⭐⭐
苦味⭐⭐⭐⭐⭐
渋味⭐⭐⭐⭐⭐
刺激⭐⭐⭐⭐⭐
やわらかな甘味と旨味。ふわり。
その後にじわりとアルコール感。

飲み込んだ後の余韻：
甘味★⭐⭐⭐⭐
旨味★★⭐⭐⭐
酸味★⭐⭐⭐⭐
苦味★★⭐⭐⭐
渋味★⭐⭐⭐⭐
刺激⭐⭐⭐⭐⭐
程好い苦味渋味がいいキレになる。

で、結局どうなのよ？
さらさら甘旨。新酒っぽい苦味渋味とほんのり熟成感。少し温度を上げると旨味が広がってきそうな予感。

千羽鶴 康成。川端康成が愛飲した酒とのこと。飲みやすい、気持ち良い甘さと旨さ、そしてスッキリとキレていく。大分のお酒って珍しいからつい飲んでしまった。マスターによると千羽鶴を東京で飲めるのはココくらいらしいです。

今宵は豊後大分 中央町界隈で一献。スッキリとして苦味やドライ感を感じさせない。別府湾の淡麗な魚や いか、たこと良く合う。いつものごとく辛口ではないなぁ。