barklayさん(2025年12月12日)の日本酒「笠置鶴」レビュー

笠木鶴　上選
製造年月　2025年10月

常温：香りは米と薬、期待と不安。とろりとした入り、和の甘味と辛味が交互に揺蕩い、最後に旨味を感じさせ消えていく。ぐいと飲めば舌にじわりと苦味が広がり、酸味の放物線を描いて喉に旨味がダイレクトアタック。飲み方により二面性がある。どのみち後味はほぼなし。
　オーソドックスな作りなので食事とも抜群。辛味優勢で上から押してくるが、旨味の調和を忘れない。アル添の派手さはなく、まるで純米火入れの如く普段使いの酒。こりゃ惚れるわ。

中津川駅のKIOSK(6時開店！)にて429円(たぶん300ml?)。あまり見ないし酒蔵も遠いので720mlと迷いましたが、このあと恵那山を超えるしツーショットのための恵那山も欲しかったので泣く泣く小サイズに。お見逸れしました、今度から酒屋でチェックします。でも情報はもう少し欲しい笑