「盛田本釀造生儲藏」のレビュー(陳以軒さん)
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2026
2/16
陳以軒 さん
満足度 2.3
香りの変化:
冷や(5〜10℃)の状態では、青りんごや和梨を思わせる瑞々しく硬質な香りが立ち上がります。時間が経ち、室温に馴染んでくると、その角が取れ、完熟間際のバナナのような柔らかな甘い香りに変化していくのが印象的です。
味わい:
アタックは非常に軽やかで円熟味があり、研磨された玉石のように滑らか。中盤にはレアチーズケーキを彷彿とさせる、控えめながらも芯のある乳酸の旨味を感じます。
この酒の繊細な骨格を活かすなら、味の濃い料理は避けるのが賢明です。
相性の良い料理: 特に「白身魚のお造り」との相性は格別です。魚の繊細な甘みを酒が消すことなく、静かに引き立ててくれます。
避けるべき組み合わせ: 台湾の紅焼肉(豚の角煮)のような、重厚な脂や塩味の強い料理には、酒の個性が負けてしまい「水」のように平坦に感じられてしまいます。
スペック備忘録
精米歩合: 68%
アルコール度数: 14%
華美な舞台ではなく、日常の静かな晩酌にこそ相応しい。白身魚の繊細な旨味に、この「生貯蔵」の穏やかな個性を重ねてみてはいかがでしょうか。特定名称 本醸造
酒の種類 一回火入れ
テイスト ボディ:軽い+2 甘辛:普通
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