十四代 純米吟醸 中取り 生詰 愛山50%
十四代らしい芳しい甘吟香が上立ち、十四代&愛山が織りなす果実甘は至高の域、注ぐ際に若干とろみを感じるわりに味わい的にはキレもよい。正月明けに訪れた全国でもほとんどない蔵直店の店主が「十四代は甘口ではない」と言い張っていたが、それは悪名高き「三増酒」といわれていたべとつきのある甘い酒ではないという意味であって、一般的にはやはり甘いと思う。特にこの純吟愛山は軽やかな甘で、酸は微弱、後半には辛苦も出て来て非常に呑みやすい。十四代でこの純吟クラスの四合瓶は初めてお目にかかった。
特定名称
純米吟醸
原料米
愛山
酒の種類
一回火入れ
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1