たいきさん(2023年3月9日)の日本酒「一博」レビュー

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一博

「一博」のレビュー(たいきさん)

滋賀県 / 中澤酒造 / 一博

3.42

レビュー数:69

  • 2023

    3/9

    たいき たいき さん

    満足度

    【一博 純米 火入 R1BY】

    意外と吟醸香が立ちつつカラメル香や鼻をつく酸の香りが後からやってくる
    ファーストタッチはそこまえ引っかからずすっきりしていて、後から酸味が少しと旨味が残る

    スペック
    原料米:滋賀県産吟吹雪(呑百笑の会)
    日本酒度:+2
    酸度:2.0

    中澤酒造㍿(滋賀県東近江市五個荘小幡町570)

    中澤酒造は、1948年に近江商人発祥の地とされる滋賀県五個荘町(現:東近江市)で創業されたが、日本酒消費低迷のあおりを受け2000年休業…
     しかし現当主・中沢一洋さんが酒類総合研究所での研修を終え滋賀で酒造りをしたいと考えていたところ、同じ東近江市の畑酒造から修行の声がかかり、2004年から中沢さんのブランドが立ち上がる。そして来る2015年(27BY)に蔵を再興させる。

    酒銘「一博(かずひろ)」は、酒造りを学んだ中澤酒造「坂頭宝一」杜氏と畑酒造「谷内博」杜氏の名前から一文字ずつもらい命名。 畑酒造で醸造した「一博」の「博」の字には右上の「ヽ」がなかった。これは中澤酒造で造りを再開するという夢が叶ったときに「ヽ」を入れるという逸話があったそう。 現在、自蔵で醸した「一博」には、「ヽ」が打たれている。 この「ヽ」には、「一博」の名前を頂いた杜氏、お世話になった酒造りの仲間、そして中澤酒造を愛するすべての方々への感謝の思いが籠っているように感じるそう

    一博のレビュー by_たいき

    一博 (滋賀 / 中澤酒造)