すぎちゃんの冒険さん(2022年12月17日)の日本酒「能登路」レビュー

「シンプルフィール」
石川・久世酒造・能登路・大吟醸・山田錦・精米歩合40%・硬水(7.62°)・17度
▼先週貰った金沢のお土産、能登路大吟。これになったのは有料試飲して良かったのと(写真4)、県外で買えないという売りが選定ポイントだったらしい ▼久世酒造は今の流行りとは一線を画し、天明6年の創業の頃より米作りから酒造りまでの一貫生産にこだわる酒蔵とのこと
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▽第一印象はしーんと静かに香る。口に含むとそのまま水のように滑らかで、さっぱりあっさりさらりと滑り落ちる
▽味数は少なく大吟醸らしく氷砂糖のように上品でシンプル。ただ膨らみらしきものは無くそのまま薄く終わる、かと思うと最後のところでうっすらの苦味がなかなか終わらず線香花火のように踏ん張る(笑)
▽厚みとか複雑を求めるようなタイプではなくて良い意味で綺麗にあっさりさっぱり。酒質としては夏酒テイストだから今の季節だとちと寒々しくてアウェイ感ある対戦だったかもね