竹葉 純米吟醸 Limited Edition。数馬酒造の酒蔵直営店にて購入。無色透明。香りは控えめ。とろみはほぼなし。ピリリと甘みが強いが、後味は辛口のよう。アルコールが高いからだろうか。おそらく、今まで飲んだことない味だった。(日本酒を飲んでいるとよくあることと思う)だから、一合目は身体がうまく馴染まない。そして、二合目から途端に相性が良くなる。途端に旨くなる。身体がその味を旨いものと理解したのだと思う。そうなると、もう止まらない。
数馬酒造直営店なだけあってそれぞれの酒の特徴、美味しい飲み方をとてもよく教えてもらえた。結局四合瓶を3本買ったのだが、そのうちの1本。
直営店では他にも日本酒のサブスクリプションもやっているようである。月額いくらかを支払って、定期的に最新の旬の酒と地物のつまみを届けてくれるそうである。そこに珠洲や能登半島のイベントごとなども記載して、また再び観光をしにやってきてくれたら、という思いも込めているのだそうだ。酒蔵が酒の製造だけでなく、ローカルを盛り上げようと頑張っている。ローカルが盛り上がってやってくる人が増えれば、酒の知名度も上がるしそれが売り上げにもつながる。でも、それだけではないだろう。地元を愛して、その地元の水と米のおかげで酒が作れる、それに対するピュアな感謝の気持ちがそこにはあるのだと思う。秋晴れの宇出津港を見ながら、私はそれをとても善き事だと感じた。
特定名称
純米吟醸
原料米
五百万石
テイスト
ボディ:普通 甘辛:甘い+1