花邑 （はなむら）

2日前の地酒は、山形の「花邑 / 美郷錦」でした。
来客用に振舞いました。当然１升瓶が瞬く間に空になりました。
言わずと知れた旨酒です。
酒米ごとの違いが味わえる銘酒ですが、それぞれが個性ある美味しさを演出してくれます。
この美郷錦は、フルーティーな味わいとはちょっと違った米の旨さを引き出したお酒に感じます。
分厚い重い感じがなく、優しい甘味・酸味・旨味が味わえますね。
背後のプチ辛のキレも美郷錦の持ち味です。
花邑シリーズはは、時々呑みたくなるお酒です。

花邑　純米吟醸　酒未来　火入

香りが華やぐ、マスカット、ラムネ、ライチのような膨らみ。
果実のような旨味と甘味が広がります。
それでいてダレない、キレを持っている。

生酒にあったフレッシュ感がなくなったことで、香りと旨味と甘味をより感じやすくなった。

十四代と比較しても遜色ないくらいの完成度。

またリピートしたくなる、じっくり味わいたい至高の一品。

まだまだ進化する花邑、僕のお気に入り。

今宵の地酒は、秋田の「花邑 / 酒未来」です。
黒ラベルは製造数が少ないので、迷わず購入しました。
吟醸酒として販売されていますが、精米歩合が５０％なので、実質的に大吟醸クラスのお酒です。
個人的な感想では花邑シリーズのなかで一番の辛口に感じます。
一口含むと極わずかにシナモンの味わいが鼻腔に残りました。
香ばしさを伴ったキレのあるお酒です。

このお酒を購入した時に「花邑」の４合瓶が並んでいて不思議な感覚がありました。「花邑」と言えば１升瓶だったので、新しい流れを感じます。
４合瓶党なのでうれしいです。
この酒未来は１升瓶しかありませんでした。

2日目～
日に日に辛味が薄れ甘旨のお酒に変わっていきました。

純米大吟醸　花邑　愛山
コレは旨い！とにかく旨い
香りは控えめで、飲んだ直後から強い甘味と辛味が一気に襲って、去って行く、絶妙なバランスでキレも抜群
アテはスルメなど簡単な料理で十分、日本酒だけで成立する

開封2日目
甘味と旨味に厚みが増して、辛味が和らぎ、フルーティな日本酒に進化
コレぞ花邑といった味わい
味わいの後半、少しだけ雑味を感じるのがマイナス

花邑　純米酒 陸羽田　火入

秋田横手の両関酒造さんは明治7年ご創業。
行くならJR奥羽本線湯沢駅から徒歩15分。
着くなり歴史ある蔵の建物に圧倒されるはず。

控えめで清らかな香り、
やわらかくみずみずしい口当たり、
陸羽田らしい素直な旨みがふわり。
後半は火入らしくすっと締まり、上品なキレ。　
火入れとは思えないこの透明感はさすが。
でもやっぱり花邑は生バージョンが好きかな。

花邑　純米吟醸　酒未来　火入れ


上立ち香は、控えめながらパイン、リンゴ、柑橘系が合わさったフルーティーな甘酸。

含むとサラッとした舌触りから徐々に甘旨みが膨らんでくる。あわせて、強くはないものの酸味もバランスよく膨らむので、ただ甘ったるいだけの酒にはならない。

最後はゆっくり余韻を残しながら引いていく。

しばらく更新してなかったので、単なる記録です。
7/26に自宅で。

花邑秋田酒こまち
4月出荷で味わいに不安はありましたが
大丈夫でした。秋田こまちならではの深い甘み
優しい口当たり最高じゃないですか！！

花邑　愛山　純米大吟醸　愛山45度磨きの贅沢で濃厚な甘味を美味い。連日三升飲んでしまった。

花邑　純米吟醸　雄町　定期的に飲みたくなる飽きないジューシー酸味の原点のようなテイスト