王祿 （おうろく）

【王禄酒造飲み比べ】

全体を通して、氷温貯蔵の効果がどんなものなのか少し興味が湧いた。
熟成過程の研究をしてみたい。温度、容器、米、酵母、造りを色々変えて
後、度数が17.5度もある？と後から感じた。水とアルコールが馴染むのにも貯蔵温度が効いてるんかな？
【王禄 純米吟醸 山田錦 五〇 R3BY 仕込み第23号】
うっすら焦げた黄色をしていて、アルコールと散味の厚みを一番感じた1本

スペック
原料米：東出雲町産山田錦
精米歩合：50％
度数：17.5度
日本酒度：+1.4
酸度：2.4
酵母：協会9号

【丈径 純米吟醸 生詰め原酒】
酸味と旨味・苦味のバランスが一番とれていたように1本
バニラかハチミツかのとろっとした印象も

スペック
精米歩合：55％
度数：17.5度

【王禄 八〇 直汲】
めっちゃ野性味あふれる味わい。真ん中ドストレート
旨味と苦味で口内が収集着かず爆発。

スペック
清亜美歩合：80％
度数：17.5度

王禄は買って飲んで覚えたいな

王禄酒造（島根県松江市東出雲町揖屋484）
https://www.ouroku.co.jp/
創業：


「王禄」
古来中国では酒を”天の美禄”と呼んだ数多ある美禄の中で、​常に王者の風格を持つ酒でありたい

無濾過、本生 or 生詰め、全量瓶貯蔵、ブレンドしない、限定流通、徹底した冷蔵管理、

間違いない。流石ハチマル。どうやったらこんなになるの！？って感じ。満足間違いなし！

久しぶりの王祿。美味しい。
トップが、こんなに感じられないタイプだったかな？
振返ってみたけど、こちらのコンディションか？
デラウエアのような、フルーティーな甘酸っぱさがありながら、甘ったるくなく、嫌な感じなく、キレる。
ちょっと、以前には気づかなかったメイラード香がある？
こちらの保管が悪かったせいもあるかも。
何も邪魔するところなく、スイスイ飲める。
けど、決して薄っぺらくなく、改めて、この飲みやすさでアルコール分17.5%に驚き！

超王碌　純米

島根県松江市のお酒。
辛口でキレのいいの美味しいお酒でした。

王禄 超王禄

辛口のお酒。
甘味はほとんど感じず酸味と辛味ですかね。
完全に食中酒です。
香りが何と言って良いかわからないですが独特です。

島根の磨いてないお酒。ホント最高。見かけたら飲んだ方がいいです。是非！

王祿* 純米大吟醸 五〇（ゴーマル）2020 生原酒 山田錦50% ☆３
前回の蔵元名称変更にて「純米吟醸限定50」から「純米大吟醸五〇（ゴーマル）」になったので、あらためてゴーマル対決、直汲みVS 生原酒。
次に３つ星生原酒2020。ほのかな王祿熟成香に、味わいも柔らかで心地よい王祿らしい熟成甘、優しい酸と相まって品のある旨味、終盤は辛苦にキレる。
（２日目）２年半熟成と王祿らしいほど良い熟成感があり、初日より味わいにより調和が出てきて酸辛苦穏やかに相対的に甘旨感増し、余韻にも甘旨残す。直汲み2021にはポテンシャルの高さは感じるものの、やはり王祿はこれくらい以上には熟成感があった方が好み。生熟の最高峰のひとつだと思われる。

レビューを見て気になったお酒を通販で購入。

しつこくないにごり酒です。
これを飲んで出雲の国からご縁ご利益を頂戴したい。

王祿* 純米大吟醸 五〇（ゴーマル）2021 直汲み 山田錦50% ☆５
前回の蔵元名称変更にて「純米吟醸限定50」から「純米大吟醸五〇（ゴーマル）」になったので、あらためてゴーマル対決、直汲みVS 生原酒。
まずは直汲み2021から。グラス内に小さ目の気泡多数、シュワ感までではないがフレッシュな口当たり、甘旨吟醸感に王祿を忘れるも、後半のらしいミネラル苦は通常王祿より上品で、油断すると流行り酒寄りな印象。呑み進めると酸がしっかり感じられるようになり、甘酸バランスよくなり、辛苦渋もこじっかり。
（２日目）不思議と初日には感じられなかった王祿神殿香を上立ちに感じるようになり、通常王祿よりは甘優先ながら酸もしっかりしていて、王祿らしくない華やかさとともに力強さを併せ持つ酒に。半削り＆直（じか）ものと雑味はない一方で、変に澄ました感じは全くなく、濃醇な旨味を幾重にも感じさせてくれる。

王祿* 渓 にごり 純米吟醸 2021 山田錦55% 青☆３
王祿唯二のにごり（スリーブルースター）、渓 VS 麹屋の呑み比べ、まずは渓から。
シューウっと開栓、まずは上澄みをとグラスに注ぐと多数の泡が立ち上がり、慌ててスクリューキャップを締める。ここ３年呑んでいるので過去投稿で確認するとやはり一番元気なラベル。上澄みだけでも濃い目の乳酸香、シュワ感たっぷりで清涼感のある旨味が爽やか。その後は自らの気泡で自然攪拌されたにごり酒へ。何とも表現しがたいが特徴のある乳酸香はより濃く、旨味も深くなり、呑み進めると苦急拡大、更に呑み進めると苦は収まり、王祿では珍しく果実味さえ感じる。がしかし、じゃあ何の果実と言われると？でただ甘酸ちょい苦具合がそう思わせたのかもしれない。とにかく炭酸具合も相まって王祿史上一番果実感らしきものを感じる１本となった。
（２日目）グラス内気泡は初日と変わらないくらいに多数、まだまだ元気なシュワ感あるもさすがに初日の半分か。初日に感じたクセのある乳酸とか、２，３口目に感じた強めの苦はなくなり、舌を少し刺激する炭酸もキメ細かく、爽やか旨味も円やかになった。王祿は基本熟成されたものの方が好きではあるが、殊この渓にごりに関しては、この新鮮味が堪えられない。