英勲 本醸造 京の珀
とってもためになるKOBO勉強会も最終日ですね~。
聚楽第に引き続き京都酵母、次は「京の珀」のお酒を!
齊藤酒造さんの説明によると…
燗につけると旨みを呈する「コハク酸」を高い比率で生成する「京の珀」は、まさにオカンのためにつくられた酵母と言えます。
日本酒の旨みを司るというコハク酸。そもそもコハク酸って何?と思い調べてみると…
太古の樹脂が埋まって石灰化して、変質して化石となった琥珀に含まれる果実酸で、構造式 HOOC–(CH2)2–COOH で表されるカルボン酸の一種…
なるほどなるほど……とにかく旨いってことですね!(難しい。笑)
まずは常温で。
典型的昔ながらの日本酒の香り!
熟成香と言うか、ヒネ香と言うか。
含むと、あれ?甘みも旨みも控目、とくに辛くもなく、かなりスッキリとしたお味。
ちょっと特徴をつかめない。
真骨頂はオカンと言うことで、早速!
ヒネっぽさは変わらず、
甘み旨みは確かに出てきて、穀物的なコクもアップ!
それ以上にビリビリっと辛みが数段アップ!
…が、まだ物足りなさも。
産技研さんが日夜研究を費やした「京の珀」、その実力はこんなものではない!と信じ、しばらく放置!
実は年明け早々に開栓してたんです。
そして約1週間…
まずは常温。
立ち香のヒネ感はほぼ感じず。
含みのヒネ感は若干残るものの、
それ以上に甘旨のインパクトに柑橘的心地よい酸味!
あ、これ旨い!
期待に胸高まりつつオカンに!
開栓時と同じく辛みがプラス!
でも旨みも数段アップし、とってもいいバランス。
派手さはありませんが、ほっこり旨いっす!
結論、ヒネ感が少し気になるものの、
コハク酸の旨みを十分に感じることができる良酒!本醸造なので、もちろんお財布にも優しい♪
経過を楽しむのが吉ですね。
「京の珀」のお酒、実はこれ以外知らないんですよねー。
他のお酒も要リサーチ!
特定名称
本醸造
テイスト
ボディ:普通 甘辛:普通